突然襲ってくる、歯の痛み!
夜も眠れない、仕事も手につかない、そんな歯の痛み(歯髄炎による)を軽減する、
自宅でも出来る3つの方法をお教えします。
1.痛み止めを飲む
とにかく、我慢をしないで下さい。痛みに耐えることは、歯髄炎を放置することです。
近年は、ドラッグストア等でも、比較的鎮痛効果の高いロキソニンSを購入することが出来ます。
激痛になる前にお飲みいただく方が、早く効果が出ますので、痛みにはまず鎮痛剤を。
ロキソニンSは胃腸に負担がかかりますので、胃腸の弱い方はバファリン等の市販薬をお飲み下さい。
2.歯を冷やす
歯髄炎で歯の痛みが出ている場合、痛みのある部位の血流量の増加が痛みを増幅します。
ですから、歯の痛む部位を冷やして、血流量を減少させると、痛みが軽減する可能性があります。
痛む部位を氷や冷えピタなどの熱さましシートなどで応急的に冷やすことをお勧め致します。
3.噛まない
歯髄炎が進行すると、歯と骨の間にあり噛んだ時に衝撃を吸収する役割をする歯根膜に、
炎症が拡がっていきます。
この状態になると、歯に触れただけでも痛くなり、噛むたびに歯根膜に刺激を与えてしまうことになり、更に痛みが増すおそれがあります。
このような場合は、噛むことを一時的に避け、栄養は流動食的なもので補って下さい。
いずれにしても、上記の対処法はご自宅等で出来る、緊急時の対処法です。
歯髄炎によると思われる強い痛みを歯に感じた場合は、早急に歯科医院を受診して下さい。
痛みを我慢することは、歯髄炎を放置しているだけです!