歯の表面に黒いシミがあります。虫歯ですか?
痛みはないですし、冷たいものもしみません。でも黒くなっているので気になります。
虫歯の場合もあれば、そうでない場合もあります。
歯についた着色(ステイン)
歯の表面の凸凹部分や溝などに着色しやすい部分があります。タバコ、コーヒー。紅茶、など色がつきやすい嗜好品を好む方に多く見られます。
そのままにしておいても構いませんが、虫歯の可能性もあるので自己判断はせずに歯科医の診察を必ず行いましょう。
ご存知のように虫歯は痛みが出てからの治療は歯を多く削る必要があります。痛みが無いからといって放置しておくと後が大変です。
虫歯の初期
歯の噛む面の溝や、歯と歯茎の境目周辺にできる黒い点は、初期虫歯が慢性化して硬化している場合があります。
小さな穴から奥に広がっている虫歯
表面は小さな黒い点ですが、歯の奥では大きな虫歯になっている事があります。歯の表面エナメル質よりも奥の象牙質の方が柔らかいので、虫歯がエナメル質を通過して象牙質に達すると、虫歯の侵食スピードはアップしますし痛みを感じます。
エナメル質
人体の中で最も硬く水晶と同じくらいの硬さがあります。厚みは2~3ミリほどです。