11月8日はいい歯の日
せっかくですから、いい歯とは何かを考えてみましょう。
そこで身近な問題である虫歯になり難くする歯磨き粉選び3か条です。
1.フッ素の濃度が1450ppm以上含まれているものを選ぶ
2017年3月に歯磨き粉に含まれフッ化物の配合量の上限が、1000ppmから1500ppmへと引き上げられました。
以前は、950ppmのフッ素濃度の歯磨き粉が最も配合量の多いものだったのですが、現在は欧米基準の1450ppmのフッ素濃度の市販されていますので、歯磨き粉を購入される場合は、フッ素配合量をよくチェックして下さい。
フッ素濃度が高いほど虫歯予防には効果的です。
2.研磨剤が少ないものを選ぶ
歯磨き粉に含まれる研磨剤は、もちろん歯の表面の汚れ・着色等を落とす効果があります。
しかしながら、研磨剤が多く含まれる歯磨き粉でガシガシ強く磨き続けると、歯の表面を傷つけてしまい、逆に汚れが付きやすく、着色しやすい歯にしてしまいます。
研磨剤には、ご注意を!
3.発泡剤の入っていないものを選ぶ
一般に市販されている歯磨き粉には、発泡剤(主にラウリン酸ナトリウム)が沢山含まれています。
発泡剤が含まれていると、ブラッシング時に口の中が泡立ち過ぎて、逆に磨き難くなります。
また、泡立つことで、歯があまり磨けていないのに、磨けた気分になりやすくなってしまいます。
きちんと歯を磨く為には、発泡剤にもご注意を!
以上の3カ条に注意して、いい歯磨き粉で、いい歯を目指しましょう。