自費診療を選ぶメリット
日本の保険制度では「国民皆保険制度」を採用しているため、ほとんどの治療を保険診療でまかなうことができます。そのため、自費診療が高額に感じられるかもしれません。
しかし、保険診療はあくまで「病気を治すための必要最低限の治療」を目的とするものなので限界があります。
一方、自由診療では治療方法や器具などに一切制約がないので、受診者自身が納得のいく治療を選択することができます。
メリット1.精度の高い治療を受けられる
保険診療で使用できる器具は、クオリティが低く劣化するのも早いものが多いため、再治療のサイクルを繰り返すことになります。再治療に無駄なお金と時間を使うことは非常にもったいないことです。
自由診療では、十分な時間と最適な材料を使って、限りなく再治療率を抑えた精度の高い治療を受けることができます。
メリット2.治療が短期間で終わる
保険適用の治療は値段が決まっているため、時間をかけてきちんと治療しようとすればするほど赤字に陥る仕組みになってしまいます。そのため、十分な治療時間をかけることが難しく、成功率も低くなります。
その点、自由診療では自分の時間をしっかり確保してもらうことが可能です。保険診療だと週に15分しか診てもらえなかったところを、毎週1時間診察してもらうことができれば、短い期間で治療を終えることが可能になります。
「自費診療=高い」は間違い
自費診療は、保険診療に比べると費用の負担は大きくなりますが、長い目で見るとメリットは大きくなります。
定期検診にしても、自費診療であればより高度な検査が可能になり、歯の健康を維持しやすくなります。細かいところまでチェックできるので、3カ月に1回の検診が人によっては半年に一度で済むようになり、トータルで見ると自費診療が一概に高いとは言えません。
歯は一生の財産です。目先の金額にとらわれず、将来を見据えた判断をしてください。