担当するのは「コーディネーター」
ナカイデンタルオフィスでは、初めて来院した方を最初にカウンセリングルームにご案内します。それぞれが抱えている症状や悩み、治療に対する不安や疑問を解決するのに来院者と話すためです。この「初診カウンセリング」こそ、その後の治療の方針を決める大事な出発点なのです。
カウンセリングを担当するのは「コーディネーター」と呼ばれる専門スタッフです。多くのクリニックでは受付時に記入するアンケート(問診票)をもとに初診へ進みますが、私たちは対面で会話しながら症状や悩みを聞き出しています。
カウンセリングのポイント
基本的には当院独自の問診票に沿って質問をします。
・どんな症状や悩みがありますか?
・直近で歯科に行ったのはいつですか?
・持病はありますか?
など、対話しながら治療に必要な情報を集めます。
カウンセリングで重要なのは「以前、歯の治療で嫌な思いをされたことがあったら教えてください」という質問です。治療の際に歯科医師や歯科衛生士が留意しておけば、不快な思いをさせることはなくなるでしょう。
また「今回の診療・治療で望むことは?」とお尋ねすることも重視しています。「麻酔を使ってほしい」「早めに治療を終えたい」など、来院者によってさまざまな希望があることが明らかになるからです。
来院者の要望を把握して、より良い治療を
これらのヒアリングの結果をもとに、治療に必要な日数や治療費など今後のプランを検討します。歯科医師には伝えにくいことでも「コーディネーターさんになら」と本音を語ってくれることもあります。
来院者が望むことさえわかれば、治療はかなりスムーズです。最初にゴールを共有することで、来院者だけでなく歯科医師もスタッフも安心して治療に望むことができます。初診カウンセリングの30分間は、治療には欠かせない大切な時間なのです。