インプラント治療とは
インプラント治療とは、歯が失われた部分のあごの骨に穴をあけ、人工の歯根を埋め込む治療方法です。インプラントの上に人工の歯を被せ、本来の歯の状態に近づけることができます。
入れ歯やブリッジとの違い
・入れ歯との違い
インプラントと似ているものに入れ歯があります。残存している歯に金具をひっかけて装着する入れ歯に対して、インプラントは歯の根っこそのものを埋め込んで人工歯を固定するため、強度が圧倒的に違います。
また、入れ歯の寿命が3~4年とされているのに比べ、インプラントは10年残存率が9割を超えるとされています。
・ブリッジとの違い
歯を失ってしまった場合、両隣の歯を削ってその上に3本分の被せ物をする「ブリッジ治療」も考えられます。しかし、ブリッジでは左右の歯に過度の負担を与えてしまう恐れがあります。インプラントにはそのリスクがありません。
・費用
インプラントにかかる値段の相場は1本あたり30~40万円前後といわれています。保険適用されるブリッジや入れ歯とは異なり、インプラントは適用外であるためその分費用が高くなります。
まずは歯科医に相談を
保険適用外のため治療費はかかる一方で、きちんとメンテナンスをすれば5年、10年以上と長持ちする治療法です。
インプラント治療を検討する際は、入れ歯やブリッジ治療のメリット、デメリットを照らし合わせる必要があります。まずはクリニックに行って、気軽に歯科医に相談してくださいね。