本当に大切な歯ブラシ選び
歯を清潔に保つ「歯ブラシ」。意識せずに使っているかもしれませんが、その歯ブラシは、実は歯に合っていないかもしれません。
硬い歯ブラシでは歯を傷つけることがありますし、毛先の乱れた歯ブラシは磨きたい部分に毛先が届かず、汚れが取れません。また、ひと月以上も交換していないと不衛生です。
歯を健康に保つために、歯ブラシ選びはとても大切です。このコラムでは、歯ブラシ選び方を紹介します。
歯ブラシ選びの4つのポイント
1.サイズ
歯ブラシのヘッドは、歯をまんべんなく磨くことのできる小さいものを選びましょう。ヘッドが大きいと、奥歯まで行き届かないことがあります。
2.硬さ
歯ブラシの硬さは「ふつう」がおすすめです。硬すぎる歯ブラシは歯と歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。逆に、柔らかすぎる歯ブラシでは歯の表面をきちんと磨くことができず、汚れが残ってしまいます。
3.毛先
毛先はまっすぐにそろっているものを選んでください。毛先が山なりになっていると、歯と歯のすき間に届かず、歯の表面を均一に磨くことができません。
4.素材
動物の毛を使った柔らかい歯ブラシは、柔らかすぎて歯と歯のすき間に入りにくく、乾燥に時間がかかります。歯ブラシが湿っていると菌が繁殖しやすく、衛生的ではありません。
歯科医院やドラッグストアなどに売っている、ナイロン製の歯ブラシを購入してください。
デンタルフロスなどとの併用を!
歯ブラシでとれる汚れは約6割。併用して電動歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使うことで、歯垢やプラークをよりたくさん取ることができます。
歯を磨き終えたら水気をしっかり切ってください。携帯歯ブラシは、ティッシュなどで水分を取ってから収納しましょう。
電動歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスについては別のコラムで詳しく紹介します。