デンタルフロスとは？

キレイ好きとして知られる日本人。歯みがきの習慣は定着していますが、デンタルフロスを使っている人はまだまだ少ないのが実情です。

デンタルフロスとは、歯と歯のすき間の汚れを取る糸のことです。細い糸をのこぎりのように動かして、歯ブラシが入りにくいすき間の汚れを掻き出します。

デンタルフロスの種類

１．糸巻きタイプ

取っ手のない糸だけのフロスです。左右の指で糸を持って使うため、歯に当たる角度を自由に調整でき、自分の歯の形に合わせて汚れを取ることができます。

２．持ち手タイプ

「糸ようじ」のように取っ手がついているフロスです。柄がついているので、初めてフロスを使う方や、細かい操作が苦手な方にもおすすめです。

デンタルフロスの効果

歯ブラシだけで取れる歯垢は約6割。デンタルフロスを使うと、歯ブラシでは届きにくい歯と歯のすき間に届くので、8～9割の歯垢が除去できるといわれています。

歯と歯のすき間の汚れが取れると、だ液の通り道ができます。だ液には汚れを洗い流し、細菌の繁殖を少なくするはたらきがあるので、虫歯や口臭の予防につながります。

歯ブラシ＋デンタルフロスで歯を清潔に

デンタルフロスは、歯ブラシでは磨きにくい歯と歯のすき間の歯垢をピンポイントで除去してくれます。

歯を磨くときは、歯ブラシに加えてデンタルフロスを使うようにしましょう。歯の表面の汚れや食べかすを歯ブラシで、すき間に溜まった歯垢をデンタルフロスで除去すれば、虫歯のリスクは格段に下がります。